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活動期迎え マダニ感染症「注意」

  • 宇都宮内科
  • 2019年7月8日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。宇都宮内科です☺マダニの活動が活発な季節となりました。リケッチアジャポニカ(Rickettsia japonica)と呼ばれる病原体を持ったマダニ類に刺咬されることによって感染する病気です。( ヒトからヒトへの感染はありません)マダニ類に咬まれて2~8日の潜伏期間後,頭痛,発熱を伴って,急激に高熱(38~40℃)がでます。高熱の後にやや遅れて,全身に米粒大から小豆大の紅斑が出現します。ただし,かゆみや痛みが無いのが特徴です。 また,マダニ類に刺咬されたところが5~10mm程度に赤く腫れていきます。 なお,悪化すると臓器障害や意識障害などを引き起こすことがあるため,早期に治療を開始することが重要です。


予防するには・・・

『ダニに刺咬されない』ことがとても重要です!! マダニ類は野山,草地,畑,河川敷などに幅広く生息しています。 野外で農作業やレジャーをする場合には,次のことに注意してください。

1.長袖,長スボン等を着用して皮膚の露出を避け,すそを入れ込んでダニの付着を防ぐ。

2.肌が出る部分には防虫スプレーを噴霧する。

3.直接草むらや地面に座ったり,衣服を置いたりしないようにする。

4.作業後は体や衣服をはたき,帰宅後はすぐに入浴して身体をよく洗い,付着したダニを落とす。


もし噛まれたら・・・

吸血中のマダニは無理に引き抜かず、受診してください。マダニに咬まれた後,数週間程度は体調の変化に注意をし,発熱等の症状が認められた場合は診察を受けて下さい。 咬まれてから2週間程度の間に発症した場合は、、受診して,経緯などを含め医師に相談してください。


西予市野村町 宇都宮内科 

📞0894-72-3333




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