☆ソーシャル・ジェットラグ
- 宇都宮内科
- 2019年3月17日
- 読了時間: 2分
こんにちは☺今日は休日です。休日となると、普段よりも長く寝ていたい・・・そんな方々も多いはず。私も子供が産まれる前は休日ともなれば、昼前までゴロゴロするような日曜朝でした。
平日の朝は目覚まし時計で決まった時刻に起きるけれど、休日は朝寝坊。十分に寝たはずなのに、「月曜日がだるい、なんだか疲れが取れない」
こんなことを感じたことはありませんか?
実は、社会的制約(仕事、学校、家事など)がある平日の睡眠と、生物時計と一致した制約のない休日の睡眠との差により「体内リズムの乱れ」が発生します。
“平日と休日の就寝・起床リズムのズレ”を、学術的には「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)」と呼ばれておりばれており、2006年、ドイツの時間生物学者、Till Roenneberg教授が提唱した新しい概念です。休日の遅起きは心身の健康状態に様々な影響を及ぼすことが、数多くの研究で指摘されており、ソーシャル・ジェットラグ時間時間が長いほどBMI(肥満度)が高いこと、体脂肪量が多く、メタボ率も高いという結果も報告されています。認知症発症への関与も示唆する研究がなされており、対策としては、①平日と休日の起床時間は2時間以上ずらさない②起床時には光を浴び、③朝食をしっかり摂って、体内時計を整えるようにしましょう。
子供が産まれてからは、「早寝早起き」超がつくほど規則的な生活になりました。おかげさまで、休日も平日のように朝から体を動かし、健康的な生活を送らせて頂いております。。

デパートやショッピングセンターはそのうち飽きてきますが、季節の変化を魅せてくれる「自然」は飽きません。安定の「ほわいとファーム」にて。
素敵な春の香りにも癒されてきました☺

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