「笑い」と「涙」
- 宇都宮内科
- 2019年2月27日
- 読了時間: 2分
こんにちは。宇都宮内科です☺新しい一年が始まったかと思いきや、あっという間に2月も終わりですね。
「最近笑ってないな」、「泣く暇もないくらい忙しい!」そんな方々も多いかと思います。実は、「笑い」と「涙」には、私たちの体を元気にする効果がいくつかあります。
1.「笑い」は心肺機能を強化し、生活習慣病を予防する
私たちが笑うときにには横隔膜を使うため、心肺機能が高まります。心肺機能を高めることは、生活習慣病の予防になります。
2.ストレスを減少させ、体内バランスを整える
「笑い」や「涙」には脳のスイッチをオフにするような作用があるため、ストレスがリセットされます。ストレスが減少することで、乱れていた自律神経系、内分泌系、免疫系のバランスを整える作用があります。
3.「笑い」や「涙」で血糖値やアレルギー疾患が改善する
好きなものをたくさん食べながら、笑っていれば血糖値が良くなるというわけではないですが、糖尿病・アレルルギー疾患の悪化の原因となるストレスを取り除くほか、体内バランスが整うことで、症状の改善が期待できます。
4.「涙」の方がよりストレス解消に!!
泣くことには笑うこと以上に、ストレスを激減させ、体内のバランスを正す効果があります。過激なストレスに対しては、泣くことのほうがより効果が高いのです。病気や仕事の行き詰まり、家族や友人の死などひどくつらい状況にある場合は、無理に我慢しないで泣くことのほうがストレスをリセットできるといえるでしょう。
※涙活(るいかつ)という密かなブームにもなっているようですね☺
人生の様々な局面において、思いっきり泣くことでスッキリしたという経験はありませんか❓❓
また、「笑い」と「涙」以外では、「睡眠」と「没頭すること」でストレスは減少すると言われます。眠っているときや何かに没頭しているときには、ストレスを生む思考力が働いていないのではないかと考えられています。
「楽しく笑う、涙して泣く、深く眠る、没頭する。」これらいわば、副作用のない薬です。
無理のない範囲で生活に取り入れてストレスをリセットさせつつ、健康的な生活を目指しましょう。

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